
エドワード・J・ワッツ 著『ヒュパティア:後期ローマ帝国の女性知識人』(白水社)
本書は、彼女が実際に成し遂げたこと、その時代において達成したことは何なのかを考察する。時代の制約のなかに生きる女性知識人をあたたかいまなざしで見つつ、ヒュパティアを過剰に聖女や悲劇のヒロインとして美化することがない視点で描かれた評伝。
エドワード・J・ワッツ 著『ヒュパティア:後期ローマ帝国の女性知識人』(白水社)
本書は、彼女が実際に成し遂げたこと、その時代において達成したことは何なのかを考察する。時代の制約のなかに生きる女性知識人をあたたかいまなざしで見つつ、ヒュパティアを過剰に聖女や悲劇のヒロインとして美化することがない視点で描かれた評伝。
森泉 岳土 著『アスリープ』(青土社)
【著者イラスト入りサイン本】かつて首都だった大きな都市に、最後に残ったのはひとりの女性だった――。墨を用いた独創的な手法で高い評価を得るマンガ家・森泉岳土による、待望の描き下ろし新作。
H.M.エンツェンスベルガー 著『普及版 数の悪魔:算数・数学が楽しくなる12夜』(晶文社)
数学なんてこわくない。数の世界のはてしない不思議と魅力をやさしく面白くときあかす、オールカラーの入門書。スリムなペーパーバック版。10歳からみんなにおすすめ。
アレックス・ラインハート 著『ダメな統計学:悲惨なほど完全なる手引書』(勁草書房)
本書は科学の世界にはびこる「ダメな統計学」について、現実に起きた事例を豊富に紹介しつつ、コンパクトに解説を行う。実際に統計を使う科学者、科学者を目指す学生、そして仕事で統計を扱う人に向けた必読書。
柯 隆 著『「ネオ・チャイナリスク」研究:ヘゲモニーなき世界の支配構造』(慶應義塾大学出版会)
「チャイナリスク」の定義が大きく変わりつつある今、中国人エコノミストの視点から、経済だけでなく、政治的・歴史的・文化面など多彩な角度で中国の動きを考察する。